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これまでの演奏会の紹介です。

ソプラノとオルガンによる
バロック音楽の夕べ

20000428チラシ

演奏者
ソプラノ:月岡聖芳
オルガン:高田富美

日時
2000年 4月28日(金)

場所
奈良カトリック教会
奈良市登大路町36-1
近鉄奈良駅北徒歩2分

曲目
Girolamo Frescobald (1583-1643) .フレスコバルディ

Aria Detta Balletto バレットによるアリア

Claudio Monteverdi (1567-1643) C.モンテヴェルディ

Laudate Dominum 主を讃めたたえよ

Gerog Bohm (1661-1733) G.ベーム

Suite in a moll 組曲 イ短調

Marc Antoine Charpantier (1636-1704) M.A.シャルパンティエ

Salve Regina めでたし女王

Gerog Bohm (1661-1733) G.ベーム

Capriccio in D dur カプリッチョ ニ長調

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Georg Friedrich Handel (1685-1750) G.F.ヘンデル

Preludio ed Allegro in g 前奏曲とアレグロ ト短調

Sonata in g ソナタ ト短調

Salve Regina HWV241 めでたし女王

Concerto and Andante in G コンチェルトとアンダンテ ト長調

Aria "I know that my Redeemer liveth" オラトリオ「メサイア」より
from Oratorio "The Messiah" アリア「救い主は今も生きておられる」

プロフィール

月岡聖芳/ソプラノ
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。故浅野滋仁、浦山弘三の各氏に師事。卒業後、古楽に興味をもち、発声法を鈴木環氏に師事すると同時に、1985年より数回渡欧し、E・カークビー、J・キャッシュ他の指導を受ける。第2回山梨古楽コンクール入賞。1985-95年バッハ・コレギウム・ジャパンに所属し、バッハ、シュッツ、ハイドン等のソリストとしても出演した。現在、ルネッサンス、バロック時代の音楽を中心に、フリーの演奏家として活動している。アンサンブル・ムーゼ指揮者。

高田富美/オルガン
相愛女子大学音楽学部オルガン専攻卒業。その後、ドイツ・ヴェストファーレン州立教会音楽学校に留学。
1993年以来、オルガンとその他の楽器・声楽による演奏会を「音楽の散歩道」シリーズで企画し、奈良・大阪・宝塚において年4回開催している。また、独奏、室内楽・合唱などとの共演等、演奏活動を続けている。奈良YMCA音楽院講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。


今日の前半のプログラムは、初期イタリアバロック期の大作曲家であるG.フレスコバルディとC.モンテヴェルディ、年少の頃イタリアで学んだフランスのM.A.シャルパンティエ、そしてフランスにあこがれを持つドイツのG.ベームの作品です。それぞれの作品は違った光沢をはなつ一粒の真珠のようです。そして、今年はJ.S.バッハの没後250年ですが、後半は同年代のG.F.ヘンデルの作品です。生涯をドイツで過ごしたバッハとは違い、イタリア、イギリスで活躍し、あらゆるジャンルで多くの作品を残したヘンデルは、自由で人の耳と心を楽しませる業と技術を持った芸術家で、私たちには親しみやすい存在です。

高田 富美


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