2002年12月6日号
2002年11月22日号
2002年11月8日号
2002年10月18日号
2002年10月4日号
2002年9月20日号
2002年9月6日号
2002年8月5日特別号
2002年7月19日号
2002年7月5日号
2002年6月21日号
2002年6月7日号
2002年5月17日号
2002年5月3日号
2002年4月19日号
2002年4月5日号
2002年3月22日号
2002年3月8日号
2002年2月22日号
2002年2月8日号
2002年1月18日号
2002年1月4日号
2002年12月6日号
ゼミの生き字引さんから1982年5月に当ゼミが発行した「ミニ通信」創刊号と同年9月発行の2号を見せていただいた。懐かしい人たちがそれぞれのテーマで書いた論文集で、すっかり忘れていたが私も書いていた。
11月27日のゼミはマルクス『資本論』第3巻第5章「不変資本の使用における節約」を行いました。この章の基底に流れるテーマはあくまでも利潤率にたいする「不変資本の節約」による影響である。近代資本主義では固定資本の増加により資本家たちは利潤獲得のため労働日の延長に駆り立てられる。労働日を不変とすれば、労働者の数が増えるが、他方で不変資本の流動部分(原料)が増え、同じ数の労働者によって動かされる機械設備が増大する。労働日の延長がないとすると、利潤率は不変資本部分の減少によってのみ増加する。従って生産諸手段の集積と大量の使用から生じる節約は、労働者たちの集合と集団作業を前提としている。さらに機械設備の改良により節約がなされ、利潤率の増大に貢献する。この節約は直接に生産的な労働の社会的性格の産物として現れる。生産力の発展は活動する労働の社会的性格に、社会の内部における分業に、精神労働の発展、特に自然科学の発展に帰着する。ここで労働者と労働条件の節約的な使用との間の疎外が、資本主義の発展とともにそれらが矛盾し、労働者の生命および健康の浪費、その生存条件の切り下げから、不変資本使用の節約が導入されて、それゆえ利潤率を高める手段となる。
議論では、不変資本の節約で利潤率の上昇をいっているが、資本の間では利潤率はどうなるのか。生産手段の集約による節約は労働の集約とその社会的性格が必要というが、社会的性格というものをどうとらえるか。現代の労働力と労働時間を当てはめると、どうなるのか。近年の工場では機械の小型化が進んでいて、例えばボイラーの設置ではそれまで1箇所から配管で供給するよりも、機械のそばに小型のボイラーを備えて、コスト削減・節約に寄与し、さらにメイテナンスも節約される。工業排水と生活廃水の話まで続いた。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*次回のテキストは福島清彦『ヨーロッパ型資本主義』講談社現代新書です。
*当ゼミの25周年記念誌執筆者の報告会を12月23日(休日)に基礎研事務所で行ないます。詳細は後日連絡いたします。
****** ゼミ日程 *******
12月11日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
福島清彦『ヨーロッパ型資本主義』序章、1、2章
1月8日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
福島清彦『ヨーロッパ型資本主義』3、4章
1月22日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻6章7章
2月12日(水)午後6時半〜9時 場所未定
テキスト未定 報告者未定
2月26日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻8章 異なる生産諸部門における・
[一番上に]
当ゼミの25周年記念誌の発刊に向けた執筆者による合宿を10月26・27日に関西大学彦根荘で行いました。彦根城の堀近くの新しい街で昼食を食べ、彦根荘に向かいました。琵琶湖湖畔の緑豊かな中にあり、気持ち良く過ごす事が出来ました。外の景色に見とれる暇もなく、執筆者がそれぞれ論文の進行状況を踏まえた報告を順番に行いました。報告の後半互いに執筆者に対する議論はほって置けばそのままでは何時までも続くという具合で、タイムキーパーがやっとのことで次の報告者にバトンを渡す具合でした。8月に続きこの合宿で来年3月発刊に向けた確かな歩みを確認する事が出来ました。
10月23日のゼミはマルクス『資本論』第3巻第4章「利潤率にたいする回転の影響」を行いました。この章は「流通時間における交通手段等による変化の利潤率にたいする影響」という表題があるのみで、章の内容すべてをエンゲルスが自分で書き上げたものである。第2部で解明された剰余価値・利潤の生産にたいする回転の影響を概括し、回転には時間を要するため全資本が同時に生産に使用されることはありえなく、資本の一部はたえず遊休していて、活動する資本を縮小させ取得される剰余価値も同じ割合で減少される。生産時間の短縮には労働の生産性を高める事が重要であり、交通の改善により流通時間を短縮される。交通の改善は最近50年間に一つの革命がもたらされていて、これに匹敵できるのは産業革命だけであると、明言している。利潤率にたいする資本の回転の影響は、資本の構成・剰余価値率・労働日が等しいとすれば、二つの資本間の利潤率の比はそれらの回転時間の比の逆である。回転時間短縮の直接の影響は可変資本部分の働きが高まる事にある。
議論では、交通の改善と関連して土地価格について話し合った。風景論(ランドスケート論)がここで問題となる。最近は都心への人口逆流があるのではないか。都心の真中に高層マンションがたくさん建てられている。その一方でホームレスが増えている。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*次回でジェイコブズが終わります。次の推薦テキストをお持ちより下さい。
*当ゼミの25周年記念誌執筆者の報告会を12月23日(休日)に基礎研事務所で行う予定です。詳細は後日連絡いたします。
****** ゼミ日程 *******
11月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』6,7,8章EP
11月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻5章不変資本の使用における節約
12月11日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
テキスト未定
1月8日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
テキスト未定
2002年10月4日号
愛媛大学での研究大会に行ってきました。海に面した急斜面に石を積み上げたみかん園を無農薬で守る人の腕に、たくさんの虫刺されの跡があるのを見て、その言葉にならない苦労と話の明るさに、感動して帰りました。
9月25日のゼミははマルクス『資本論』3巻3章「利潤率の剰余価値にたいする関係」を行いました。考察の前提として利潤の総額は剰余価値の総額に等しい、剰余価値の細区分形態と一般的平均利潤は度外視するとして、利潤率と剰余価値率の比は可変資本と総資本の比に等しく、利潤率は剰余価値率より常に小さい。剰余価値に対する労賃の影響は労働日の長さと労働強度とは逆である。労賃騰貴→剰余価値減少、労働日延長・労働強度引き上げ→剰余価値増加となる。利潤率は不変資本の価値とは逆の方向に変動するが、可変資本の場合は違う。可変資本の価値の大きさが、それによって運動させられる労働総量の指標でなく、尺度が変化すると、剰余価値とは反対に、反比例に変化する。p'
= m'.v/C をさまざまなありうる場合に適用して、それぞれが不変から可変になる場合を考察する。利潤率の変化の比は、可変資本の変化の比に等しい、不変資本における節約は利潤率を高め、資本の遊離される、剰余価値率が異なるのは、労賃か、労働日の長さか、労働の強度が異なる、労賃の騰貴・下落は利潤率に対して逆の方向となる、労働者数、労働強度、労働日の長さが関係している。結局、利潤率は、剰余価値の率と資本の価値構成とによって規定されるとし、二つの資本の利潤率が資本の構成と剰余価値率とが様々な場合に等しい時と等しくない時がある、と説く。
議論では、価値性産物と生産物価値の違いはどうか。不変資本の使用価値、素材的要素はどうでもよいのか。利潤率が素材的価値をどう表すのか。現代のIT時代は設備投資額が大きいのに回収期間が短い。利潤率を構成するc、v、mの関係ではそれぞれが必ずしも独立変数ではない。ひもつき変数である。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*当ゼミの25周年記念の合宿を10月26・27日に関西大学彦根荘で行います。午後2時現地集合です。詳細を追って連絡します。
****** ゼミ日程 *******
10月9日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』4・5章
10月23日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻4章利潤率にたいする回転の影響
11月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』6・7・8章EP
11月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻5章不変資本の使用における節約
次、12/11いずれも天六です。
2002年9月6日号
8月28日に基礎研事務所でゼミの25周年記念誌準備の集いを行い、10人が集まりました。事務所のドアを開けたとたん、沢山の仲間の顔を見て「これは絶対成功するぞ」との予感がしました。『労働と研究』の復刊特別号とし、来年3月の出版を目指すことと成りました。それぞれが執筆テーマを持ち合い、午後3時から8時まで5時間の熱い討議は、そのあと明治の建築家武田五一が設計した1928ビル(旧毎日新聞社京都支局のビル)のバイキングまで続きました。
7月24日のゼミはマルクス『資本論』3巻1章「費用価格と利潤」2章「利潤率」を行いました。費用価格は価値増殖過程とは関係なく、商品価値のうち発生がまったく違う要素を含んでいる。可変資本が不変資本と同一視され価値増殖過程の神秘化が完成される。そこで剰余価値は利潤という形態に転化する。資本家は費用価格を商品の内在的価値と考え剰余価値は販売そのものから発生すると考える。剰余価値率という本質的なものから利潤率という現象の表面に現れるものにかわる。流通過程で実現されるものが流通過程で生まれるとなり、労働力は労賃として現れる。よって利潤率はその源泉も存在の秘密も隠され消し去られる。本質から現象へ、商品の価値は費用価格へ、剰余価値は利潤へ、剰余価値率は利潤率へとなり、資本主義的生産の本質は隠蔽される。議論では、当時の俗流経済学の2つの流れ、c+vのマルサス派と流通派を意識して書いている。何故3巻の冒頭に費用価格を持ってきたのか。費用価格は現象か。生産価格に対して費用価格は一つの抽象ではないか。論理の出発点にたいして、資本の歴史的な出発点からして利子生み資本・商人資本ではないか。この章は上向の論理としてはすばらしい。ミルの効用の労働を見直すことも必要、サービス労働、生産的労働の問題にまで至る。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*次回からのテキストは
ジェイン・ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』日本経済新聞社
2001年1800円です。
*当ゼミの25周年記念の合宿を10月26・27日に関西大学彦根荘で行います。記念誌発行のために参加者全員にレポートをお願い致します。
****** ゼミ日程 *******
9月11日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』1・2・3章
9月25日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻3章利潤率の剰余価値にたいする関係
10月9日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』4・5・6章
10月23日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻4章利潤率にたいする回転の影響
次、11/13、11/27いずれも天六です。
[一番上に]
*前回のゼミ報告は次の通常の「たより」に掲載します。
*当ゼミ25周年記念の合宿を10月26・27日に予定しています。記念誌発行のために参加者全員にレポートをお願い致します。
****** ゼミ日程 *******
8月28日(水)午後3時〜9時 基礎研事務所(京都市中京区)
25周年記念誌発行準備の集い
9月11日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』1・2・3章
9月25日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻3章利潤率の剰余価値にたいする関係報告
10月9日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』4・5・6章
10月23日(水)午後6時半〜9時 場所未定
マルクス『資本論』3巻4章利潤率にたいする回転の影響
2002年7月5日号
国会で郵政事業の民営化を進める陣営と阻止する陣営の間の論戦(裏戦)が続いている。が、最近家に送られてくるダイレクトメールが宅配業者だったり、定期購読の本は宅配から届く。そういえばヤマトの宅急便の伝票は最近郵便番号入りになった。もう民営化がすすんでいるのだ。
6月26日のゼミはマルクス『資本論』3巻「序言」を行いました。まず、エンゲルスによる編集の状況を述べ、2巻とは違いひとつのひどく脱漏の多い下書きがあるだけ。マルクスが与えようと意図したものすべてを近似的にも読者に提供、欠けている部分は補い、断片的な記述は具体化し、必要なら補足するというエンゲルスの編集方針。次に価値法則と平均利潤率への各論者をエンゲルスは扱い、レクシスは価値の測定ではなく資本家と労働者の間の分配に注目するが、結局マルクスの剰余価値論に行き着く。シュミットは剰余労働を資本に蓄積された過去の労働することから価値法則を妥当しないという。ファイマンは利潤はもっぱら慣習的な現象であるという。ヲヴォルフは可変資本に比べ不変資本の増加から相対的剰余価値を論拠とする。ローリアは不生産的(商業)資本が高い利子を受け取り、個々の産業資本家間に平等をもたらす。スティーベリングは同等な資本と同等な時間に異なる生きた労働が使用され同等な平均利潤が生まれると説く。
議論は、レーニン・マルクスを越え、エンゲルスに近づく年齢となり、マイネルト連合線維はよくわかる。その後1年もただずにエンゲルスは亡くなった。新メガ以後彼の編集に批判の流れが出来、手を加えた事を「歪曲」というが、3巻を我々に残してくれた事に感謝する。競争の中で生まれ生きたものとして3巻が楽しみ、競走する中で資本主義の本性があらわれる。第1巻フランス語版のあとに何故4版を出したのか。エンゲルスは編集者の枠をはみ出ている。マルクスとエンゲルスは同じ理論にたっている、エンゲルスの役割は第二バイオリンだ。マルクス学派とはなにか。カウツキー、ヴォルフ。
*次回の会場は四天王寺前・天王寺区民センターです。←ご注意ください。
*次回で長島本が終わります。次のテキストは
ジェイン・ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』日本経済新聞社
2001年1800円に決まりました。
****** ゼミ日程 *******
7月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 9・10章
7月24日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻1章費用価格と利潤 2章利潤率
9月11日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
ジェイコブズ『経済の本質 自然から学ぶ』1・2章
9月25日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻3章
[一番上に]
2002年6月7日号
日頃はほとんど見ないのに、周りの話題につられてつい見てしまうサッカーワールドカップ。スピードの速さと迫力のすごさはやっぱり世界レベルは違う。帰りの車でラジオで初めてサッカー中継を聞いたが、ワーワー何がどうなったのか、野球と違い全然わからない、典型的視覚スポーツだ。
5月22日のゼミはマルクス『資本論』2巻21章2・3・4節を行いました。
第2節「部門Uでの蓄積」では潜在的貨幣資本の形成と、それが現実に資本として投下できる規模の資本を相対させ、U部門での過剰生産を導き出す。蓄積は消費を犠牲にするという幻想を批判し、商品在庫の恒常的形成は再生産に不可欠と説く。第3節「表式による蓄積の叙述」では、単純再生産と対比し拡大再生産をT・U部門間での蓄積と資本の交換を年度を追って表式を展開し、U部門での蓄積がT部門の蓄積より大きい事を導く。ただし、レーニンが行ったように有機的構成の高度化を考慮に入れるとT部門のほうがU部門より急速に発展する。T部門に引っ張られてU部門の投資額が決まる。Tにとって消費手段による収入の単なる置き換えがUにとっては直接的な蓄積過程であり、Uの剰余価値の一部分が不変資本へ転化する過程である。マルクスは61-3年草稿では単純再生産に比べ拡大再生産は何の困難も無いと見ていた。T(v+m)=Ucを基本に据えて拡大再生産を説いているが、現実の資本主義生産ではそれが等しくなる事はない、という。
議論では、Tに引っ張られるというより、UがないとTはないと考えるべきではないか。戦後日本で最初に生産を再開したのはビール工場だ。戦後アメリカはU部門を海外へ出していて、日本も同じ状況を描いている。T部門の不均等発展が問題である。自動車はTなのかUなのか。第3次産業をどう考えるのか。サービス、製造と消費が同時ということ、ネットワークで変わる。
2000年2月23日に始まった資本論第2巻はこれで終わりました。足掛け2年3ヶ月かかりました。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*次々回から『資本論』第3巻に挑戦します。
*7月で長島本が終わります。次のテキストの希望をお寄せください。
****** ゼミ日程 *******
6月12日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 8章
6月26日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻序文
7月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 9・10章
7月24日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻1章費用価格と利潤
[一番上に]
2002年5月3日号
何のための合併か、世界一の銀行が最初からつまづいた。思えばお金の姿を見ずにお金が入り出てゆく、それで安心していられるのは、信用しているからだ。その信用を成り立たせていたものがゆらいだ。擬制資本が疑制資本となった。そういえばその銀行に頼んだ書類がいまだに着かない。
4月24日のゼミはマルクス『資本論』2巻21章1節「大部門Tにおける蓄積」を行いました。商品資本の貨幣化、剰余生産物の貨幣化をとおして増加した資本で生産物を提供する。拡大再生産は長期にわたる剰余価値の貨幣への転化とその蓄蔵が必要。さらにそれによって諸要素が諸商品として市場で買える事が必要である。商品を売っても買わない事によって蓄蔵貨幣として積み立てられることから、皆が貨幣を蓄蔵するために売ろうとせず、買おうとしない、と想定する事は間違いである。蓄蔵貨幣として流通から取り出す行為は逆行運動を伴う。そうでないのは金生産者である。資本主義以前から蓄蔵貨幣形成が行われていて、社会に現存する貨幣量は流通量より多い。そこに貸付可能な資本、信用制度が生まれる。単純再生産の内部で拡大再生産の物質的基体(仮想的追加資本に支出される労働者階級の剰余労働)が生産される。資本主義が発達すれば剰余生産物の形態での仮想的追加資本が大きくなり、貨幣形態での剰余生産物の総量・仮想的追加貨幣資本の総量が大きくなる。労働力は資本主義的生産の基盤上ではいつでも使用可能な状態にある。労働者数を増やすことなく多くの労働力を流動化できる。議論では、「単なる販売」「単なる購買」とは何か、「販売なき購買」と「購買なき販売」が固定資本を現物で補填することとなる。一方的な転換ではなく、生産手段の蓄積と貨幣的準備が一致しないダメである。拡大再生産と単純再生産はどうちがうのか、単純再生産の中に単純再生産の物質的基礎が生産される。マルクスは現物の変換と貨幣の交換を重視して、これをまず解決することから始めている。仮想的資本の記述が現物資本の展開でどのようにつながっていくのか。いずれにせよ、拡大再生産を考察するには、一定の資本主義の発達を前提としなければならない。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
****** ゼミ日程 *******
5月8日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 6・7章
5月22日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻21章2・3節
6月12日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 8・9章
6月26日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』3巻はじまり
後、7/10(会場未定)、7/24(会場天六)
2002年4月5日号
桜が例年より早く咲きました。3月下旬早々に会社の前の公園で満開の桜の花見を口実に焼肉パーティを楽しみました。狂牛病は大丈夫かな。
3月27日のゼミはマルクス『資本論』2巻20章「単純再生産」12〜13節を行いました。第13節「貨幣材料の再生産」では、金銀の再生産を考慮に入れ、潜在的貨幣材料の金の生産部門についてU部門からの少ない金購入に対して、残りをI部門から直接金を貨幣として市場に投じることから、U部門で蓄蔵貨幣が積み立てられ、結局単純再生産でも蓄蔵貨幣の必然性があることを導く。トゥックを取り上げ、自分が投げ入れるより多くの貨幣を流通からどうして引き出すことができるのか、それは総商品価値を転換するための貨幣はどこから来るのかの問題であり、社会的な必要貨幣総量に対して十分な貨幣が前提としてあり、現実にも貨幣が蓄蔵されていると説く。さらに奴隷制度に言及しそれが固定資本への投資であり、奴隷市場の供給を描き出す。固定資本の更新のためにも蓄蔵貨幣は形成され、信用制度の発達と貸付資本を生み出す。第13節「デスチュト・ド・トラシの再生産論」では、非常に高名な著述家が再生産と流通を考察し、利潤の源泉が不当な価格つり上げから、正常な労賃からの引き下げ、不労資本家への引き下げであると説く時、至福の境地にあるブルジョア的痴呆症と酷評する。
議論では、金生産の当時の分布が良く分かる。貨幣材料生産部門をT部門とするのか、特殊部門と捉えるのか、見解が分かれる。何故わざわざマルクスは貨幣材料の問題を出してきたのか。蓄蔵貨幣がUcからUmへ移される論理が分からない。奴隷制度は古代の問題ではなく資本主義初期の三角貿易を説いているのではないか。
*次回の会場は四天王寺前・天王寺区民センターです。お間違えないように。
*4月13日(土)は第3学科の京都東山巡りハイキング、朝10時に京都祇園の八坂神社前の石段に集合、河上肇のお墓のある法然院・銀閣寺まで歩きます。携行品は特に無し、適当に何処かで昼食
****** ゼミ日程 *******
4月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 4・5章
4月24日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻21章1節
5月8日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 6・7章
5月22日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻21章2節
後、6/12(長島8章:天六)、6/26(「資本論」21章3節:天六)
****** ゼミ日程 *******
3月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章12〜13節
4月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 4・5章
4月24日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻21章1〜2節
5月8日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 6・7章
後、5/22(「資本論」21章3節:天六)、6/12(長島8章:天六)
[一番上に]
2002年3月8日号
先月初め卒業以来初めての高校の同窓会に出席した。30数年ぶりにあった友はもうおじさん、おばさんばかり。が、なかにはそのままのヤツがいたり、そのままの可愛い子がいたり。それぞれのこれまでの人生を垣間見た。
2月27日のゼミはマルクス『資本論』の2巻20章「単純再生産」11節「固定資本の補填」を行いました。単純再生産はT(v+m)=UCが基本前提でありUCの全額でTの生産手段を購買するという前提であるが、UCには固定資本の一部分である摩滅部分が含まれいる。再生産のためには現物で補填され準備されねばならない。まず貨幣形態では、喪失部分はすぐ現物で補填する必要が無くそれまで貨幣で積み立て全額に達する。次に現物での補填は死滅した固定資本の現物での補填を含む。一方の資本家達の固定資本は全部現物で補填される期限に達し、他方の資本家の固定資本はまだ達せず貨幣で積み立てられている。上記の等号のためには均衡がとれた分業を保つ必要があり、それに不均等が生じるときは生産恐慌を生じるが、輸出あるいは輸入の外国貿易という助け舟がある。再生産の資本主義的形態が廃止されれば、計画的な相対的過剰生産・必要よりも多い生産と必要より多い在庫があり、それを社会が管理する。しかし資本主義社会ではそれが一つの無政府性的な要素となる。
議論では、エンゲルスは相当削ったところがある。400の数字が突然出てくる、どこらからくるのか?等式ではうまくいくが、それに固定資本の補填の問題を持ち出したのはおれだ、とマルクス。1巻は論理学としての資本論だが、2巻は完成度が低く、なんども同じ事が出てくる。過剰生産と恐慌から、93年の米減収で外米が。日産のゴーンショックで鉄鋼の再編成、何故外資でないと日本の企業は建て直しができないのか、日本的経営の破壊、労使の関係(2組)、フランスで出来ない事を、日本でやった。などなど議論白熱。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
*4月13日(土)は第3学科のハイキングを企画します。
この10月で第3学科25周年を迎えます!!
****** ゼミ日程 *******
3月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 2・3章
3月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章12〜13節
4月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 4章 報告者未定
4月24日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻21章1〜2節
後、5/8(長島5章:天六)、5/22(「資本論」21章3節:天六)、
[一番上に]
「悪の枢軸」をやっつけるため、ライフル構えたアメリカの保安官が、正義の味方よろしく日本にやって来て、流鏑馬見て、居酒屋で密談したとさ。そういえば昔見た西部劇では、保安官は町のボスの手先だったなあ。
2月13日のゼミは長島誠一『戦後の日本資本主義』(桜井書店)の序章と第1章を行いました(2章は次回に)。序章では、敗戦時の人民・国土・国富の損害・損失状況と、生活・経済の窮乏状況を描き、その後の経済復興過程をトルーマン・ドクトリンからIMF=GATT加盟まで述べている。第1章では、戦後世界経済の面では、米ソ冷戦体制を軸にIMF=GATT体制ができ、植民地体制の崩壊から南北問題の発生、また科学技術革新と産業構造の変化、労働力移動があり、資本輸出と多国籍企業、さらに金プール制から金ドル交換停止に至る。国内では間接的な行政指導による政策が行われ、財閥解体から企業集団の形成、系列ワンセット主義、間接金融方式、さらに法人資本主義へ、金融寡頭制支配とそのイデオロギー(資本とイデオロギー、会社至上主義イデオロギー、輸出至上主義イデオロギー、文教政策、イデオロギー論争)まで描いている。議論では、戦後混乱期をスタグフレーションと呼ぶが合成語であり用語としておかしくないか。その時は資本家のサボタージュがあり生産管理闘争があった。ヤミ市場は国民経済のどのくらいを占めたのか。土地・農業・中小企業の分析がない。戦前をどう評価するか、戦後と断絶しているのか、続いているのか、資本がいつ成立したのか(戦後か)が重要だ。戦後経済は日本人を幸せにしたのか、それに対する答えが必要(戦後の暮らしを見る限り幸せにしたとの意見有り)だ。
*3月10日の基礎研研究交流集会公開ゼミへの当ゼミの参加は,参加者が少ないため、残念ながら取りやめとしました。
*次回の会場は天六・大阪市立住まい情報センターです。
****** ゼミ日程 *******
2月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章11節
3月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 2・3章
3月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章12〜13節
4月10日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 4章
後、4/24(21章1〜2:天六)、5/8(5章)
[一番上に]
2000年2月23日に『資本論』2巻を読み始め、次回で足掛け2年を越えました。「2つの世紀を越えた学習」だと、始まりに話題となりました。
1月23日のゼミはマルクス『資本論』2巻20章6〜10節を行いました。T部門の不変資本は生産資本の構成部分として機能するのに対し、両部門の可変資本と剰余価値は価値生産物としてU部門の総価値に等しい。消費手段の総価値すべてがU部門で新たに生み出されたのではない。T部門のv+mがU部門のcに等しいからそうなる。そこにアダムスミスのv+mのドクマがある。両部門の不変資本はT部門の総価値に等しい。それゆえ、生産物のうち生産諸手段からなる部分の価値は社会的資本の不変価値部分と等しくなければならない。ある者には資本であるものが他の者には収入であるとの見解にたいし、可変資本は資本家の手中では資本と機能し賃労働者の手中では収入として機能する。TvとUcとの転換では労働者の立場からは単なる欲求の充足・消費の流通形態であるが、資本家の立場からは生産手段取得の資本の運動となる。
議論では、生産手段生産部門の「社会的」を「社会主義的」と読むかどうか、再生産表式に奢侈品を入れる意味はなんだろうか、プルードンを引き合いにだす意味はなんであろうか、個別は偶然であるが社会的には等式として結ばれる。エンゲルスの編集が1稿から8稿までを使っている意味はどうなのか等々が話し合われた。
*次回ゼミのテキストは長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店2001年3000円です。
*3月9・10日に基礎研研究交流集会が京都府立大学で行われます。2日目(10日)午前中の公開ゼミに当ゼミが参加する事となりました。上記の長島氏のテキストにて通常ゼミとおなじ形で行いたいと思っています。詳細は次回ゼミで相談いたします。
*次回の会場は四天王寺前・天王寺区民センターです。
****** ゼミ日程 *******
2月13日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 序章・1・2章
2月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章11節
3月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 3章
3月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章12〜13節
後、4/10(4・5章:天王寺)、4/24(21章1〜2)
2002年の仕事始めが不渡手形の連絡とは、今年も波乱の幕開けか!
1月9日のゼミは鈴木・大西・井内編『中小企業とアジア』第3部「新しいアジアの国際分業」と終章を行いました。
1「「新しいアジアの国際分業の展開」によせる試論−東南アジアの中小企業への一視角」では、東南アジアにおける「中小企業」の定義をみ、財閥系と地場産業系があり政府・政権との距離が違う。戦後の経済発展で華人資本が大企業へ伸ばし開発独裁と結びつく。中小企業の実態と小・零細になるほど厳しい現状が描かれている。2「インドソフトウェア産業と新国際分業」では、国際的ソフトウェア産業の展開がインドを巻き込み、安く国際水準の労働力・英語国・科学技術の高レベルがインドをソフトウェア産業を伸ばす原因となった。しかしそれは国内インフラと連動せず遊離した存在となっている。3「中国中小企業の発展と国際分業−郷鎮企業の場合」では、開放政策での高度成長に郷鎮企業が寄与し、農村過剰人口を吸収し農村の近代化に寄与している。雇用調整の弾力さと生産コストの安さが輸出の割合を増やしてるが、沿岸部と内陸部の格差が出て、中国が供給過剰経済への変化し経営体制の改革が求められている。終章「アジア工業化の条件と展望」では、国際分業論を検討する中でアジアでの工業化が中小企業を主要な柱として「身の丈にあった」工業として、アジアの希望は中小企業から生み出され、その成長力は再び回復するという。
議論では、インドではもともと工作機械がその土壌を作っている。郷鎮企業は最近は大企業に吸収されいるのでは。労働者の空洞化反対の声に、新国際分業を受け入れかどうか、問題は残る等々。
*2月13日からのテキストは長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店2001年3000円に決まりました。
*次回の会場は四天王寺前・天王寺区民センターです。
****** ゼミ日程 *******
1月23日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
マルクス『資本論』2巻20章6〜10節
2月13日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 序章・1・2章
2月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章11〜13節
3月13日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
長島誠一『戦後の日本資本主義』桜井書店 3・4章
後、3/27、4/10、4/24
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
12月12日のゼミは鈴木・大西・井内編『中小企業とアジア』第2部「アジア展開下の国内中小企業」の1〜4を行いました。
1「経済のグローバル化と地域産業」では、80年代後半からの地域産業の空洞化と90年代半ば以降多くなった中小企業の海外直接投資の進展を企業レベルではなく、地域に視座をおいて議論するべきだとする。中国への投資から北米・アセアンへと投資先が分散化し、資本蓄積に地域的不均等発展をもたらすが、中小企業では国内・地域経済との関連は強いという。これに対しナニワ企業団地を事例に地域的なネットワークから産業空洞化を克服する道を探っている。2「繊維産業にみるアジアと日本の競争と共生」では、70年代の対米輸出規制から80年代後半の海外生産品の逆流を概括し、先進国と途上国の競争が価格競争に陥っていることに対し品質の競争に注目する。デザインでの高付加価値が能動的創造的能力の専門性をみ、そこに新しい職人像を求めている。3「中小化学工業の国際化と海外展開−エアゾール産業を中心に」では、80年代の規制緩和とともに国際化の波に洗われて行く産業がどのような問題に突き当たり、中小企業が競争条件がますます厳しくなっていくかを描いていく。4「『中小企業論』における『東アジア化』の位置づけ」では、「産業空洞化」に規定をめぐり、また様々な中小企業論者の「空洞化論」を概括し、グローバル化のなかの中小企業の生き残りと地域の共生関係の具体化・内的自立的成長と地域の担い手づくりを論じている。
議論では、空洞化の捉え方が統一されていない、企業が地域を選ぶことから地域住民が自ら産業を決定する時代になっている、中小企業論にそこに働く労働者の問題が、リストラと戦っている労働者が出てこない、等々。
*次回に新しいテキストを決めます。希望書を持ち寄りください。
*次回の会場は四天王寺前・天王寺区民センターです。
****** ゼミ日程 *******
1月9日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
鈴木・大西・井内編『中小企業とアジア』第3部1〜4終章
1月23日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
マルクス『資本論』2巻20章6〜10節
2月13日(水)午後6時半〜9時 四天王寺前・天王寺区民センター
テキスト未定
2月27日(水)午後6時半〜9時 天六・大阪市立住まい情報センター
マルクス『資本論』2巻20章11〜13節
後、3/13(会場:天六)、3/27