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これまでの演奏会の紹介です。

バロック音楽の輝き
バッハの世界、宇宙空間へ無限に広がる創造の響きを

チラシへ (PDF :875KB)




演奏者

リコーダー 中村洋彦
オルガン 高田 富美


日時
2015年10月 2日(金) 7:00pm

場所
カトリック奈良教会
奈良市登大路町36-1 Tel. 0742-26-2094

近鉄奈良駅から北へ徒歩2分




プログラム   当日のプログラムへ

Johann Sebastian Bach
J.S. バッハ
   
  Sonata in F BWV1035
ソナタ へ長調
  Franzoesische Suiten T in d BWV 812
フランス組曲 第1番 ニ短調
 
   
Ciaccona in d BWV 1004
シャコンヌ ニ短調 (オルガン用編曲)
Suite II in d a Violoncello Solo senza Basso BWV 1008
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 (リコーダー用編曲)
  Praeludium und Fuga in d BWV 539
前奏曲とフーガ ニ短調
   
  Sonata in F BWV 1016
ソナタ へ長調


プログラムノート

 宗教音楽とあらゆる様式でオペラ以外の音楽作品を創りだしたバッハ。
彼の音楽の多様な可能性をもとめて、プログラムを組みました。

 始まりと最後に演奏するソナタ2曲の原曲は、
「フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1035」と
「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV1016」で、
リコーダーとポジティフオルガンで演奏します。

「無伴奏チェロ組曲 第2番 BWV1008」は、リコーダー独奏で。

鍵盤曲として書かれた「フランス組曲 第1番 BWV812」に続いて演奏する
「シャコンヌ BWV1004」は、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 
BWV1004」の最後に置かれた曲で、ポジティフオルガン用に編曲しました。

オルガン曲「前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539」の
前奏曲は、小品で取って付けた様で、偽作?ともいわれていますが、
フ―ガは、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 BWV1001」の2楽章に
置かれている曲を、たぶんバッハ自身がペダル付のオルガン用に編曲しています。

バッハの音楽は、編曲され、楽器を置き換えられても、
その輝きと崇高な精神の深さを変えることなく、
いつまでも生き続けていくのだろうと思っています。

                        高田富美


プロフィール
中村 洋彦/リコーダー
エリザベト音楽大学宗教音楽学科を卒業後、1981年〜84年に渡欧、古楽器奏者としての研鑽を積む。第4回全日本リコーダーコンクールにおいて最優秀賞を受賞。1987年第1回リコーダーリサイタルの成果に対して大阪文化祭奨励賞を受賞。1992年フランス政府招請による 「ロワール河古城音楽祭」 にダンスリールネサンス合奏団のメンバーとして出演。1995年からは「笛の楽園」 と題してコンサート・シリーズを開催している。これまでに、数多くのTV、ラジオでの録音、CD録音を行う。 現在、相愛大学音楽学部古楽器科非常勤講師、16世紀コンソート主宰。

田富美/オルガン
相愛女子大学音楽学部オルガン専攻卒業。ドイツ・ヴェストファーレン州立教会音楽学校に留学。久保田清二、広野嗣雄、A・シェーンシュテット、R・ブリーゲンの各氏に師事。即興演奏をケルン音楽大学教授J・ゲッファートと彼のアシスタントに学ぶ。1993年以来、オルガンとその他の楽器・声楽による演奏会を「音楽の散歩道」シリーズで企画し、独奏、室内楽・合唱などとの共演等、演奏活動を続ける傍ら、ドイツでもコンサートを行っている。奈良YMCA音楽院講師。日本オルガニスト協会・日本オルガン研究会会員。GdO(ドイツオルガン友の会)会員。



















使用オルガンの
ページ 

主催:音楽の散歩道 
後援:奈良YMCA音楽院

 [ 奈良県大芸術祭参加 ] 

収益は、奈良YMCA音楽院を通して、国際協力募金に送らせていただきました

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